道の駅十三湖高原トーサムグリーンパーク

十三湖のしじみ

知られていませんがしじみって本当はすごいんですよ。小さな体に大きな栄養を秘めたしじみのご紹介。

津軽十三湖のしじみは活力がいっぱい!

青森県内図十三湖市浦の位置

津軽半島の中ほど、岩木川が日本海に注ぐ地に十三湖と市浦村があります。十三湖が面積の1/5を占める市浦村は古くから美味しいしじみの名産地として知られています。

しじみは江戸時代から、近くの川や用水路で採れる貝として親しまれてきました。今でも全国の川や湖で生息しています。
しかし、十三湖のしじみは他と違って特においしいしじみとして有名です。十三湖は川の水と海の水が混ざり合う汽水湖です。川の水と海の水がほどよく混じり合う汽水湖はしじみの生育に最適で、おいしいしじみが育つのです。

漁獲量が1900t前後と比較的少な目なので(しじみで有名な宍道湖(しんじこ)は約9000t)、青森・東北以外ではあまり知られていませんが、身がふとって旨みが強く、活力にあふれている十三湖のしじみは日本一おいしいしじみ。スーパーで売っているしじみとは旨みが全く違いますよ。

しじみには素晴らしい栄養素が含まれています

しじみの栄養素

しじみは、良質のタンパク質と多糖類のグリコーゲン、タウリン、アスパラギン酸などのアミノ酸、B2・B12・Eなどのビタミン、そしてカルシウム・リン・鉄などのミネラルが豊富に含まれた食品です。

お酒が好きな方に!

最近「メチオニン」や「アルギニン」等のアミノ酸のはたらきが注目されています。

「からだ」の調子を整えます!

各種「ビタミン」や「ミネラル」のはたらきにより身体のバランスを整えます。

※上記は「しじみ貝」の特長で「しじみ製品」のものではございません。

しじみエキスの主要栄養分析(当社純粋シジミエキス粉末100g中)
エネルギー 349Kcal タンパク質 15.1g 脂質 0.1g
食物繊維 4.3g 糖質 79.3g ナトリウム 752.0mg
リン 234.0mg 3.34mg カルシウム 342.0mg
カリウム 765.0mg マグネシウム 79.1mg 3.38mg
ビタミンB2  2.22mg 亜鉛 2.65mg グリコーゲン 70.5g
ビタミンB12 0.27mg ビタミンE 1.60mg ナイアシン 16.3mg
アルギニン 57mg リジン 89mg ロイシン 55mg
メチオニン 21mg アラニン 111mg スレオニン 53mg
グルタミン酸 175mg アスパラギン酸 100mg タウリン 5mg

あさりとはどうちがうの?

ボウルの中のあさり

しじみと同様味噌汁などでなじみの深い貝類と言えばあさり。 形が似ているため、同じように思われるあさりとしじみですが、栄養価は大きく違います。しじみは、貝類の中でも特に栄養価が高く、カルシウムやタンパク質、グリコーゲンやタウリンなどが豊富に含まれています。
可食部100gにつき、カルシウムはあさりが80mgのところ、しじみが320mgと4倍もあります。これは、牛乳の3倍という数値です。
また、豚レバーに次ぐ鉄分、うなぎに匹敵するビタミンと、しじみは優れた健康食品なのです。

※あさり。身は大きく食べ応えがありますが、栄養価はしじみに劣ります。

トーサムのしじみ製品

シジミを煮込んで抽出されたエキス

製品を作っている女性厨房内

トーサムではしじみを使った様々な商品を作っています。 十三湖産の新鮮なしじみを煮込んで抽出したエキスを配合した栄養ドリンクやカプセルなど、産地ならではの製品ばかりです。
工場は道の駅の敷地内にあり、外から見学できます。(8:30~17:00 定休日:日曜日)

しじみレシピ

しじみは砂出しがちょっとメンドクサイ??いえいえ、とても手軽で楽ちんです。
あまり料理が得意でない方も安心なおいしいしじみ料理にチャレンジしてみましょう。

しじみの砂出しのやり方

  • ボールに入れたしじみ

    ボールに入れたしじみ。写真は1kgの量です。

  • 鍋が沸騰してきた所

    鍋が沸騰してきた所です。貝のだしが出て白くなっています。

  • 容器(ボール等)に貝を入れ、水道水をたっぷり入れ砂出しします。
    ※真水1リットルあたり、小さじ2杯の塩を入れて砂出しすると美味しくいただけます。
  • 砂出しは3時間程度を目安にしてください。
    途中一度水を取り替えればさらに砂吐きが良くなります。
    ※砂が残る心配のある方は更に1時間程砂出し時間を延長してください。
  • 砂出し後、貝の汚れは米を研ぐようにして取り除き、水切りしておきます。
  • 長期間保存する場合は、水切りした貝を必要な分量 に分けて冷凍します。
    ※砂出しはしっかりとしておくこと!

よく砂出しして冷凍しておけば6ヶ月以上持つので便利です。

  • しじみ汁

    しじみの一番おいしい食べ方はなんといってもしじみ汁です。

    • 鍋に貝と水を入れ(貝:水=1:2)、昆布でだしをとり、塩と味噌で味付けをします。
      ※昆布独特のくさみが気になる方は、昆布の量を調節しましょう。
    • 塩7割、味噌は貝のくさみを消すための隠し味程度の3割に押さえます。
      ※味噌10割で作るみそ汁よりも風味がよくなります。
      汁は、乳白色になりみそ汁とはまた違った感覚で味わうことが出来ます。当地方では、この味付けが主流です。
    • ③鍋の中の貝が口を開けたら出来上がりです。
      ※沸騰しすぎると、貝が縮み貝のうまみが逃げてしまいます。

    仕上げにあさつき等を散らすのもよいでしょう。

  • しじみのバター炒め

    バター炒めといえばあさりがおなじみですが、しじみでもおいしい一品。

    • 水切りした貝を、少量のサラダ油で熱したフライパンに入れフタをし、貝が口を開けたらしょうゆ、酒、コショウで味付けをします。
    • 貝から水分(しじみのエキス)が出てくるので、水は決していれないこと。
      ※味が薄くなります。
    • 最後に、バターを少量入れて、風味付けをして出来上がりです。
      ※バターの量が多いと味がくどくなったりしますので、少な目にするのがよいでしょう。

    山菜のみずを加えて炒めるのも、おいしい調理法のひとつです。
    バター炒めに使用する貝は、大きく実の肥えた貝がよいので、6月中旬から土用かけて採れる貝で作るのがベストです。

  • しじみ雑炊

    上記に紹介したしじみ汁を利用してしじみ雑炊を作ってみても、貝のだしが出ておいしいですよ。

    • まず、しじみ汁の上澄みを作る分量だけ用意します。
      ※かなり砂出しが出来たと思っても、やはり少量の砂が鍋の底に残っていますので、必ず上澄みを使用すること。
    • 1で用意した汁にご飯を入れ、弱火でじっくりと煮込みます。
      ご飯のやわらかさは、好みがあるので自分にあったやわらかさに調節しましょう※。
    • 最後に、溶いた卵を入れフタをし、ふんわりとしたら出来上がりです。

    食べる直前に、きざんだネギ・海苔を加えるとさらに、おいしくいただけます。
    二日酔いの朝食には非常に効果的です。

もっと簡単にしじみ料理

  • インスタント麺で簡単しじみラーメン

    インスタント麺で簡単しじみラーメン

  • しじみスパゲティ

    しじみスパゲティ

ほかにも、工夫次第でしじみのいろいろな料理ができます。
いろいろ応用できますよ。貝のだしが出るので、簡単においしい料理を作れます。

ふるさと納税でしじみを手に入れる

市浦牛

奥津軽の至極の一品!市場に滅多に出回らないブランド和牛の市浦牛

市浦牛リブロースステーキ

市浦牛とは

昭和62年、仙台市で開かれた東北・北海道ブロックの品評会で東日本チャンピオンに輝き、高級ブランドとして知れ渡ることになりました。市浦牛を用いた「牛のたたき」は格別美味しいとされています。しかしながら、数が非常に少なく、「幻の市浦牛」と呼ばれています

過酷な大地が育む最高級和牛

市浦牛はその名の通り市浦地区(旧市浦村)にて育てたブランド和牛です。
強風吹き荒れる過酷な冬を経験する市浦牛は上質な脂を蓄えており、一度口にした方は必ずと言って良いほどリピートされています。

市浦牛販売

市浦牛は常時販売しております

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